Slip Skid

INTRODUCTION

親友が事故に遭った
次の日、奇妙な出来事が僕に襲いかかる。
いつもと同じ電車は、何故だか、逆方向へと進み出したんだ。
停まる駅、停まる駅、どれもが見覚えのあるいつかの光景。
ここには居ないはずの親友の姿。
忘れた夢、知らなかった真実、消えない後悔。
見ないふりして生きてきた僕の本性が、溢れだす。
奇妙な電車は、未来を忘れた僕を乗せて、記憶の断片を遡り始めた。

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